こんにちは。
前回の投稿では、
エクセルを使った同窓会名簿作成を作成しました。
名簿を作成した後で、
「姓」と「名」が分かれている状態から、
「氏名」として1つにしたいという要求が出てきたとします。
エクセルでは、
セルに入力されている文字と文字を結合することが出来ます。
”エクセル 文字 結合”の3つのキーワードで検索すると
文字結合についてのページを見つけることが出来ます。
では、
前回作成した名簿を使って「姓」と「名」を結合していきます。
まず、
[C列]と[D列]の間に新たな列を挿入します。
[D列]を右クリックして、
表示されたメニューから[挿入]をクリックします。
新しい列が挿入されましたので、
セル[D2]に「氏名」と入力します。
次は「姓」と「名」の文字を結合させます。
セル[D3]をアクティブセルにして、「=」(イコール)を入力します。
「姓」の文字が入力されているセル[B3]をクリックして、
「&」(アンパサンド)を入力して、
「名」の文字が入力されているセル[C3]をクリックして、
[Enter]キーを押します。
「姓」と「名」が結合して「広島一郎」となりました。
数式のコピーと同じような操作を行います。
セル[D3]をアクティブセルにして、
セル[D3]の右下にある黒い■にマウスカーソルを重ねて黒十字にします。
後は、
マウスの左ボタンを押したままマウスをセル[D14]まで動かし、
※マウスを右手で持っている場合は左ボタン
マウスを左手で持ち、左右反対の設定をしている方は右ボタン
マウスボタンを離します。
「&」(アンパサンド)を使った文字結合の式がコピーされました。
「姓」と「名」の間に半角スペースを入力したい場合は、
=B3&” “&C3
という式になります。
半角スペースを”(ダブルコーテーション)で括ります。
[D3]~[D14]には式が入っています。
「氏名」欄には「&」(アンパサンド)を使った文字結合の式ではなく、
文字を入力したいという欲求が、
さらに出てきたとします。
その場合はコピーして、
貼り付けのオプション機能を利用します。
[D列]と[E列]の間に新たな列を挿入します。
新たな列が挿入されました。
[D3]~[D14]を範囲選択後にコピーします。
コピー操作が出来ましたら、
後は貼り付けだけです。
が、貼り付けのオプション機能を使います。
セル[E3をアクティブセルにして、
[貼り付け]ボタン下の[▼]印をクリックします。
表示された[貼り付け]オプションメニューから、
[値]をクリックします。
セル[E3]~[E14]まで式ではなく、
文字としての氏名が貼り付けされました。
セル[E2]に「氏名」を入力します。
「姓」と「名」が結合されて「氏名」の文字が出来ましたことから、
[B列]~[D列]が必要なくなりましたので列削除をします。
これで「姓」と「名」の結合操作について説明は終わります。
名簿では、
「都道府県」と「市区町村、番地」が分かれています。
これを結合したいという欲求が出来た場合は、
「姓」と「名」の結合と同じような手順で行えば出来ます。
次の投稿は、出欠のリスト入力操作です。